【スキンケア講座】肌のしくみ「表皮と真皮の役割」

◯うるおいを保ちながら肌のすこやかさと美しさを守る「表皮」

皮膚のいちばん上にある表皮。「角層(角質層)」「角層以下の表皮」とで構成されていて、それぞれにきちんとした役割があります。


角層(角質層)は、角質細胞がレンガ状に約20層(顔の場合)積み重なってできている層です。

水分を約20〜30%含んでいます。 ラップと同じくらいのわずか0.02mmの薄さながら、肌に触れる外からの刺激などが体内に入らないよう守ったり、肌内部の水分が蒸発しないように守ったりと、外敵から身を守るシャッターのような働きをしています。


角層以下の表皮は、肌の生産工場です。

真皮との境目にある「基底層」で生まれた表皮細胞が、しだいに角質細胞になるための準備をしています。 お互いの細胞はしっかりとくっついて、角質とともに伸びても破れないような丈夫な構造をつくっています。 そのほかにも外的刺激から肌を守る免疫細胞や、紫外線から表皮細胞を守るためのメラニン色素をつくりだすメラノサイトも含まれています。

摩擦などの物理的刺激や化学的刺激、光学的刺激を総合的に防御する重要な働きをもつところです。


《マメ知識》

角質細胞はよくレンガにたとえられていますが、実際にはシート状の薄い膜が重なってできています。





◯表皮の下で、ふっくらとした肌の土台を築く「真皮」

基底膜をはさんだ表皮の下にある、肌の土台のようなもの。主な役割は、肌の弾力を保ち、真皮内にある毛細血管が栄養と酸素を肌のすみずみまで届けることです。

《コラーゲン》肌の主要な成分

丈夫なたんぱく質からできた繊維で、水分を除けば真皮の約70%を占める主要成分です。

真皮の中に網目状のネットワークをつくることで弾力をキープ。

シワやたるみは、このコラーゲンの減少や変性によって肌の弾力が失われることが主な原因。


《エラスチン》コラーゲンをつなぐ繊維

ゴムのような弾力のある繊維でコラーゲンのところどころをように支えています。

水分を除いた真皮の5%前後を占めるものですが、年齢とともに減ってしまい、これもシワやたるみの原因に。


《ヒアルロン酸》すき間を埋めるゼリー

コラーゲンやエラスチンでつくられた網状構造のすき間を埋め尽くすゼリー状の物質。

ゼリー状なので弾力もあり、真皮の構造を安定して保ちます。 このヒアルロン酸は水分維持力が高く、化粧品では保湿成分として配合されています。


《マメ知識》

コラーゲンはベッドのスプリング、エラスチンはスプリングをつなぎ止める部分、ヒアルロン酸はスポンジ部分にたとえることができます。

表皮と真皮はどちらも大事。

表皮、真皮はそれぞれに重要な働きをしていますが、単独で働いているわけではありません。 お互いに連携プレーを行っているのです。

たとえば、真皮にダメージが及ぶと、すこやかな表皮は育まれなくなってしまいます。

逆に表皮の働きが悪くても、真皮にダメージを与えてしまうことに。

お互いがとても大切な働きをしているため、どちらか一方だけが大事というわけではありません。 表皮、真皮ともに健全な状態に整えておくことが重要なのです。

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