【スキンケア講座】肌のしくみ「表皮」と「真皮」
肌のしくみを知ることは、美肌への第一歩です。
肌のしくみを理解すると、化粧品が肌のどの部分にどう効くのかがわかってきます。
まずは肌を知ることから始めましょう。
皮膚は1枚の膜のように見えますが、実際は上から表皮、真皮、皮下組織の3つの層でできています。
なかでもスキンケアのメインとなるのが「表皮」と「真皮」。
まずはこの2つの組織構造を知ることから始めましょう。
皮膚の表面にある「表皮」の主な働きは保護作用。
外からの刺激などが体内に入らないように守ったり、万一異物が入ったときにその情報を神経に伝えたりする大切な働きを担っています。
また体内の水分が蒸発するのを防ぎ、肌のうるおいを保つ役割も担っています。
表皮の下にある「真皮」の主な働きは、クッションのように肌の弾力やハリを保つこと。
ふっくらと立体的な肌をつくる役割を担っています。
加齢などにより真皮の働きが低下すると、肌を支えることができなくなり、シワやたるみが生じる原因になります。
このように表皮と真皮にはそれぞれ肌を健康に美しく保つ働きがあります。
《マメ知識》
表皮と真皮を合わせた厚さはわずか約2mm。
薄い膜を傷つけないためにお手入れは優しく行いましょう。
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